福祉の現場ルポ-はつらつ人生38号
住民の声が自主的に上がった中から
サービスを作り出し、ゆっくりじっくり育てていこう!
地域の皆さんと共に
「地域福祉活動」。
平生町社会福祉協議会
小さな家に温もりいっぱい。地域福祉の拠点「ふれあいまちづくりセンター」
平生町役場のすぐ前に「平生町社会福祉協議会ふれあいまちづくりセンター」という看板を掲げた小さな建物があります。その瓦葺きの建物は一見、普通の民家。「こんにちは」と気軽に立ち寄れそうな雰囲気です。取材に訪れた日は、その建物の一室「いきいきサロン悠々」で、「かくしゃく講座」が開かれていて、70代から80代の女性3人がこたつを囲んでおしゃべりを楽しんでいました。
「お弁当を食べて、いつも2時間くらいここでおしゃべりして過ごすんですよ。家がそれぞれ離れているから、普段なかなか会うことがないんです。だからここに集まっておしゃべりするのが、楽しみなんです」
「ここに来ようと思えば、自然と元気が出てくるんですよ。近いから、気軽に来られるのもいいですね」
センターはもともと民家でそうした空間が醸し出す雰囲気もいいのでしょう。そこには友だちの家で和んでいるような優しい時間が流れていました。
取材メモ / ふれあいいきいきサロン
ふれあいいきいきサロンは、地域の仲間づくり・出会いの場づくりのこと。年をとると、家に閉じこもりがちになる人が少なくありません。そうした人たちに声をかけて集まりあって、楽しく気軽に無理なく過ごせる場を地域の中に作っていこうという活動です。平生町では現在29グループ360人の皆さんが、それぞれのサロンに応じた活動を自主的に行っています。公民館などの公的施設だけでなく、会員の方や代表者の方が自宅を活動場所に提供されているケースが多いのも、平生町の特徴です。







