福祉の現場ルポ-はつらつ人生39号
町を守り、町を支えるシルバー世代の
仲間づくり・仕事づくりを進めよう!
「生きがい対策独自事業」でまちおこし
錦町社会福祉協議会
そうした生きがい対策独自事業を中心に、錦町社会福祉協議会の取り組みをご紹介します。
好奇心いっぱい!炭焼きづくりで世代交流
子どもたちが幾重にも人垣を作って覗き込む中、土で塞がれていた窯の焚き口が開けられ、もうもうと立ち上がる土煙の向こうに、窯の内部が姿を現しました。真っ暗な窯の中から「錦町シルバー連合会」の会員さんの手で、竹炭が次々と運び出されていきます。その竹炭を入れたずっしりと重い箱を、力を合わせて運んでいく子どもたち。やがて「入ってみるかね?」というシルバーの会員さんの声にうなずいた一人の少年が、腰をかがめて窯の奥へ入って行くと、そのまま炭出しを黙々と手伝い始めました。作業がやっと一段落つき、少年が窯から顔を出したころには、Tシャツは汗でぐっしょり。高校生のボランティアから「鼻の頭、真っ黒だぞ!」と笑いながら声をかけられても平気な様子。
川の水で顔をゴシゴシ洗って、「面白かった!炭をどうやって作るのか知りたい」と話す少年の顔には、まばゆい輝きがありました。
取材メモ / 錦町シルバー連合会
錦町シルバー連合会は「錦町老人クラブ連合会」と「錦町シルバー人材センター」の合同組織。シルバー人材センターでは、従来型事業のほか、生きがい対策独自事業も盛んに進めています。例えば「竹炭」づくり、生け花や門松用の「葉ボタン」栽培、「竹製品」加工、シキミ・サカキの栽培など。老人クラブへの加入率が下がっている中、シルバー人材センターとの合同組織にすることで、互いの活動の増強を図っています。







