老人クラブではつらつ人生-はつらつ人生42号
萩市老人クラブ連合会 むつみ支部女性部会
昔ながらの漬物づくりで老人ホームへ笑顔が弾む贈りもの

萩市吉部(きべ)・高俣地区(旧むつみ村)では、老人クラブ連合会女性部会が地域の特別養護老人ホームの入所者に贈る漬物づくりのボランティア活動を行っています。そのほか、ユニークなレクリエーションも行っていて、さまざまな活動は仲間づくり・生きがいづくりにつながっています。どのように活動を楽しんでいるのか、女性部会の皆さんを訪ねてきました。
「昔ながらのこうこを食べたい」お年寄りの声を聞いて始めた漬物づくり
むつみ支部女性部会が漬物づくりのボランティア活動を始めたのは、8年前のこと。始めたきっかけについて、女性部会長の浅野定子さんはこう話します。「むつみ園の園長さんから、入所者のお年寄りが昔ながらの干し大根をぬかにつけた『こうこ(漬物)』を食べたいと言っていると聞いたんです。それなら作ってあげようと女性部会の役員さんに声をかけ、漬物づくりを始めたんです。最初は2、3人でやっていたんですが、一昨年から手伝ってくれる人が増え、とても助かっているんですよ」
旧むつみ村は、大根の名産地。昨年度までは、その名産地として知られる千石台の大根を購入して、むつみ園まで届けてもらい、後日、みんなの都合がつく日に集まって漬物を作っていました。
でも、漬物づくりにはタイミングが肝心。よりおいしい漬物を作るには、みんなが集まれる日に収穫してすぐ干した方がいいねと話していたところ、今年度は女性部会の役員の一人、長田朝代さんより大根を提供してもらえることになり、役員の皆さんが長田さんの畑に集まって大根220本を収穫。そのうち100本はその日のうちに生漬けにし、残り120本は干してから漬物にすることにしました。
また、大根はよく乾かした方がおいしい漬物になることから、海辺に持って行って10日間ほど天日で乾かすことに。そうした手間暇を惜しまぬ様子からは、同じプレゼントするのならよりおいしいものを、という温かい心遣いが伝わってきます。
ひきこもる人が出ないように、楽しみを作って、外へ引っぱりだそう!
萩市老人クラブ連合会むつみ支部では、エアロビクスやダンス、編みもの教室など、さまざまなグループ活動を行っていて、それぞれ目標をもって取り組んでいます。「女性部会としてもいろいろな活動を行っています。特に女性部会の目標というのはありませんが、敢えて言うなら、これからも元気でその日その日を楽しく過ごせるようにしていくことですね」
と話す浅野さんの言葉を受けて、
「そうね!浅野会長さんがおられるから、私たち、ものすごく楽しいの!」
と、皆さんの声が弾みます。
「心やからだが元気なら、何かしようという気になります。自分自身が元気であることはもちろんですが、近所で家にひきこもる人がいないか気をつけて、もし気になる人がいたら声をかけ、外へ連れ出そうねってみんなと言っているんです。これからも何か面白いこと、楽しいことを思い付いたら、みんなと取り組んでいきます!」






